商標の活用事例集について

 

商標の活用事例

経済産業省より、商標の活用事例集が紹介されています。この事例集では、商標登録によってブランディング化を図り、他社との値段競争に巻き込まれないように差別化が可能となった、また他社のブランドただ乗りを抑止することができた、といった20社の事例が記載されています。

【関連リンク】商標の活用事例(経済産業省)

商標は特許事務所に依頼することもできますが、以下の知財総合支援窓口で相談することで商標の取得ができたという事例も紹介されていましたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】知財総合支援窓口

商標を出願しなかった場合のリスク

新商品のネーミング等について、商標登録を行わなかった場合のリスクについて、以下に簡潔に説明します。

  1. 他社が先に商標出願して登録されてしまうと、同じネーミングは使用できない。
  2. 品質が悪い劣化商品が似たようなネーミングで販売されても何も言えない。
  3. 商標登録していない商品については、取引できないという企業もある。
  4. アマゾンなどネット販売についても、商標権を侵害している商品の排除に積極的になっている。

特に、最近は、4のネット販売企業で商標権侵害の申立てがあった場合には出品が出来なくなるといった事態になる可能性があるため、注意が必要となります。