審査請求料の改定について
審査請求料改定
特許出願後に請求する審査請求料が、2019年4月1日より改定されます。国際出願に係る特許出願の審査請求料についても同様に改定されるようです。すべてのケースについて、1~2万円ほどの値上げとなります。
対象となる特許出願は2019年4月1日以降に出願されたものであるため、2019年3月31日までに行われた特許出願は従前の料金となります。
【関連リンク】審査請求料改定のお知らせ(特許庁)
審査請求料の減免について
審査請求料は、減免制度があるため中小企業は審査請求費用が1/3となります。審査請求費用は、請求項の数によっても異なりますが、おおよそ15万→5万となるため非常に大きな減額です。
改定前の審査請求費用 | 改定後の審査請求費用 | 減免申請の費用 | |
特許出願 | ¥118,000+請求項数×¥4,000 (概ね13~16万) | ¥138,000+請求項数×¥4,000 (概ね15~18万) | 概ね5~7万 |
特許費用の減免は、審査請求費用だけでなく、1~10年分の登録料についても適用されます。特許庁のパンフレットでは、減免申請により審査請求料+登録料で26万の減額が期待できるとされています。
以下のページにて簡易的に減免が適用できるか否かを判定することができますので、ご興味のある方は試してみてください。
【関連ページ】減免診断
弊所では、特許出願に際し特許庁の減免制度や各自治体における助成金についてもご紹介しております。ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。[insert page='tel' display='content' ]